
美容師専門学校の小さな願い
ホワイトパックをする前に、肌にバージンオイルをうすくぬっておくと、敏感肌の人も安心だし、パックの効果を助けてくれます。
ある会貝薬局で開いているエステに毎週通って来られる奥さん(49歳)は、トラックの運転手です。
仕事がら首から胸に日焼け跡がつくので、毎回、顔だけでなく、その部分にホワイトパックをしています。
すると、帰る時には日焼け跡が薄くなっていることがよくわかります。
日差しの強い季節だと1週間後には再び日焼け跡がついてしまいますが、週に1度、定期的にホワイトパックで手入れをすることで、日焼けが重なってくっきりした跡が残るのを防ぐことができるわけです。
肌のトラブル解消に「シコニントーキクリーム」このホワイトパックと併用すると、シミ、クスミ、肌荒れ、ソバカス、日焼けなどのさまざまな肌のトラブルの解消に効果的なクリームがあります。
それは「シコニントーキクリーム」です。
「シコニン」は漢方生薬の「紫根」の有効成分、「トーキ」は「当帰」です。
この2つの成分が強調されているのは、この組み合わせが素晴らしい美容効果を発揮するからです。
紫根はムラサキ科の多年草ムラサキソウの根を乾燥させたもので、古くから皮膚病の漢方生薬として利用されています。
その効能は、異常細胞の除去、肉芽の発生促進、殺菌、消炎、鎮痛、解毒、解熱、膿瘍の排膿、メラ2ン色素の還元などです。
A・Sさんの小説『華岡青洲の妻』のモデルの華岡青洲は、麻酔薬を研究して日本で初めて麻酔手術に成功した江戸末期の外科医ですが、青洲は麻酔薬以外にもいろいろな薬を開発しています。
そのひとつに「紫雲膏」という塗り薬があります。
これはもともと火傷の薬ですが、れ、しもやけ、あせも、います。
切り傷・すり傷をはじめ、できもの、吹き出物、ひび、あかぎれ、タダレなどにも素晴らしい効果を発揮することでよく知られています。
実はこの紫雲膏は、紫根に当帰を加え、豚の油を基剤として加熱抽出して作られたものなのです。
当帰を加えるのは、紫根の薬理作用を最大限に引き出すためです。
1般に漢方薬は何種類かの生薬を組み合わせることで、それぞれの薬効成分を引き出し合って相乗効果を発揮するように処方されています。
ですから当帰自体も、あかぎれ、肌荒れ、吹き出物などの皮膚疾患に対するすぐれた薬効をもっているのです。
しかしながら、紫雲膏にも欠点があります。
それは、皮膚への浸透があまりよくないこと、鮮やかな紫色が衣服についてしまうこと、基剤の豚の油の匂いが強いことです。
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